Fernandez on the top of the wold

ハビエル・フェルナンデス選手、世界選手権二連覇おめでとうございます!



この軽快さ、おおらかさ、アメリカンドリームを体現したような朗らかさ、
氷に乗る心地よさ、喜びを全身であらわしたような開放感。
その、あまりの完璧さには脱帽するばかりだ。

靴が合わず怪我をしていて、練習も思うようにできなかったという。
でも少しも動じることなく、平常心を失わなかった。
目の前にあるチャンスの大きさにひるむ事もなかった。

この作品の鷹揚さ、伸びやかさが、そのまま彼の精神力なのだろう。
手のひらにのせた幸運のコインを指さし、そのままつかみ取った彼に、
心からの拍手を送ります。



そして、初出場で3位の表彰台に立ったボーヤン・ジン選手。
ジャンプには少し乱れがあったけれど、それ以上に、
ストーリーを語る力が増していて、少しも退屈することがなかった。

最初は耳慣れなかったこの音楽が大好きになった。
冒険の旅に大空へ飛翔してい少年の姿、
それは世界へ羽ばたいていく彼そのものではないかと思う。

彼もまた、ハビエル選手のように屈託のない、素直な心を持っている。
シニアデビューしてまもなく、世界のトップに肩をならべて行こうとしている。
その重たさに気が付いたとき、そしてそれを越えた先の彼に、また会いたいと思う。


三選手がたがいを讃えあう、素晴らしい表彰台。

ワールド2016 表彰式


つい昨日まで、その真ん中にいるのは羽生選手だと思い込んでいた。
でも、そうではなかった。
なぜ、こうなったのか。
何が足りず、何が多すぎたのか。
なぜ、「SEIMEI」は、天地人を支配できなかったのか。

また、答えを探す一年が始まろうとしている。
その出発を祝福しよう。


選手の皆さん、本当におつかれさまでした。
そして素晴らしい試合を、ありがとうございました…!




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開幕直前スペシャル・そして今夜から

フジテレビ「フィギュア新時代へ!羽生の流儀とアメリカの夢
世界選手権2016開幕直前スペシャル」
…全国放送ではないと聞いていたのに、こんな地方でもオンタイムで放送してもらえるとは。

NHK杯のあとで長く話しすぎてしまったカンファレンス。
オリンピックの歴史からひも解いたら、それは、長くなってしまうだろうと思います。

ボーヤン・ジン選手なら、4回転の種類はこのままでOKだと言うでしょう。
なぜなら彼のテクニカルスコアはすでに十分に高く、この先の課題は、
PCSをどう上げていくかと、GOEの加算をめざして洗練させていく事だからです。

でも、羽生選手はそうではない。
ジャンプへの加点も、他のエレメンツの完成度も、PCSの評価も、
ほとんど最高に近いところにまで登りつめている。
4Sを4Loに変えるのはとても高いリスクなのに、
それで得られるのは2点ほどの追加でしかない。
だからさらに高いクオリティを出して行かねばならない。

「いろんな未来が描けるんですよね。
いろんな可能性があるから、人それぞれ」

彼の辞書には現状維持などという言葉はないので、
いつも課題を見つけ、クリアし、向上し続けていくために、
これからどんな方向性があるのかを、
絶えず探って選択し、決定していくのだろうと思います。

「プライドを持って、自信を持って誇りを持って、
やっていけたらいいなと思います」

去年は本当にいい人で、勝ってしまって申し訳なさそうだったハビエル選手も、
今年は、手に入れた王座を明け渡す気は決してないのでしょう。
そして、羽生選手を目標にしながらも、
自分の美点を自覚して静かに闘志をあたためている宇野選手。

本当に、世界選手権と呼ぶにふさわしい競技会。
この週末が次のオリンピックを占う分水嶺となりそうな予感がします。


一転して、アメリカフィギュア界が大きな悲劇から立ち直っていく歴史が語られます。

テン選手がフランス杯の時、
「世界選手権は過去15回中止されている」とツィートしていたのを思い出しました。
第一次世界大戦で7回、第二次世界対戦で7回。
サベナ航空548便墜落事故により、1回。

フランク・キャロル、そしてクリスティ・クラールコーチが、
その大事故の時代の真っただ中にいたのだとは。
その悲劇を越えた不屈の精神をもって、
フィギュア大国・アメリカで選手として大成していくための競争の厳しさ、
その一方にある華やかなエンターティメント性の魅力。


今夜にはもう男子の練習が始まります。
どうか無事に、この素晴らしい選手たちのために、
美しい氷が用意され、守られ、最高の舞台が繰り広げられますように。
それを応援する幸せを、分かち合うことができますように。




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ワールドまでのカウントダウン



このプレビューがとてもドラマチックでクールだったので

2016 World Preview 2

シーズンのラストを飾ってボストンに集う、100人を超えるスケーターたち

2016 World Preview 3

でも、表彰台に上るのは3人ずつでしかない

2016 World Preview 4

その栄誉はだれのものか

2016 World Preview 5

デニス・テン選手は復活してくれるだろうか

2016 World Preview 6

宇野昌磨選手は深い表現を、それとも新しい技を

2016 World Preview 7

ボーヤン・ジン選手は超絶なジャンプを

2016 World Preview 19

パトリック・チャン選手は円熟のスケーティングを

2016 World Preview 9

ハビエル・フェルナンデス選手は連覇にかけて

2016 World Preview 10

そして羽生結弦選手は

2016 World Preview 11

この一瞬のために積み重ねてきた一年だから

2016 World Preview 12

タイトルなのか、新しい記録なのか、

2016 World Preview 13

それともその両方なのか

2016 World Preview 14

おそらく最後の「バラード」を奏でてくれる

2016 World Preview 1

その答えを、覚悟して見届けよう。




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「情熱大陸」

小塚さんの引退発表から、いろんなことを考えている間もなく、
世界ジュニア選手権が始まっていますね。
高橋大輔さんは世界選手権から、ナビゲーターとして出演するという。
それぞれの道が交錯する春を感じます。

1月から世界選手権直前までを取材するという「情熱大陸」。
トロントでも元気そうで、ジャンプも決まっているようでした。

織田さんは「プレッシャーをかけるわけではないけれど、4Loに挑戦してほしい」と言っていました。
四大陸でのチャン選手やボーヤン選手の演技を見て、
羽生選手自身はおそらくもう決意しているのだろうと思います。

一年のうち、トロントにいるのは、実際はそんなに長くはないようですね。
この二週間で、よいコンディションが整いますように。


試合中、ホテルを出て横断歩道を渡るだけでも、たくさんのファンがついてくる。
ホテルの中でも、エレベーターの前でファンに囲まれてしまった、と聞きました。

それをまた、取材するカメラとマイクが追いかける。
ときには隠し撮りをするカメラも彼についてくる。

たくさんの人に見られていて、自分が消えてしまうように感じる時、
それを孤独だと思うのかもしれない。

自分の出した高得点に向い合う時、それもまたたったひとり。
彼の最終目標は平昌優勝だから、そのための道を究めるのもまた、
孤独な事だろうと思います。
楽しくて、でも辛くもあるのがスケート、本当にその通りなのでしょう。



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プランタン杯2016・そして世界選手権まで

無良崇人選手のFS。SPはうまく行かなかったけれど、盛り返してくれました。
総合3位、おめでとうございます!



デニス・テン選手のFS。
チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」に変えてきました。



四大陸を欠場したテン選手だけれど、まだよくなっていないようですね。
総合では2位に入りましたが、相当つらいのではないかと思います。
どうか、世界選手権までに、回復されますようにお祈りしています。

先日の山本草太選手の骨折はとてもショックでした。
ネイサン・チェン選手の怪我に続いて、世界ジュニアに出場できないとは、
本当に無念だろうと思います。

4回転も、トウループやサルコウはもうあたり前のようになって、
あっという間に、ループやルッツをどうするかの時代に入ってきました。
それは、競技が進歩してゆく、素晴らしい新時代の始まりのはずです。

けれども、故障する選手がこんなに多ければ、それは競技の危機となってしまいます。
栄光に輝くのではなく、苦しむ選手の姿を見なければならないなんて。
そして、才能ある選手の競技生活が、短く削られていくかもしれないなんて。

その点、ハビエル選手とボーヤン・ジン選手は、比較的怪我が少ないのではないかと思います。
特にボーヤン選手は、練習でもジャンプの失敗がほとんどないと聞きました。
それは、安定したジャンプを確実に跳べるという事、つまり怪我をしにくいという事なのではないかと思います。

まだ起きてもいない事を心配し不安に陥るのは意味がないと思います。
けれども、すでに起きた事に学ばないのも、もったいない事だと思います。
クワドキングと呼ばれたティモシー・ゲーブルさんが、怪我に苦しみ続けた事を思います。

スポーツ医学は進歩しているはずですが、まったく変化のない六分間練習のやり方や、
試合日程の組み方など、選手を守るためにするべき事はたくさんあると思います。
どうか、世界選手権では、選手のみなさんの素晴らしい演技と、輝く笑顔に出会えますように。



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